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潤滑油のリサイクル

ドラム缶

工場では機械稼働のために毎日大量の潤滑油を必要としています。ガソリンスタンドや自動車整備工場ではエンジンオイルの交換も欠かせません。こうした潤滑油やエンジンオイルは、古くなって捨てる際にも廃棄物処理法に従って適切に処分する必要があります。許可を得た産業廃棄物収集運搬業者の手を経て、廃油処理施設へと運ばれることになります。現在では固形の産業廃棄物と同様に、こうした廃油も可能な限りリサイクルされています。一方では廃棄する側が廃油を適正に保管・分別していなかったため、無駄に焼却されている例もあります。自社で焼却処分している施設も少なくありませんが、特に塩素系添加物を含む廃油の場合は有毒物質が発生するので注意が必要です。現在では廃油のリサイクル技術も大きく向上しています。正式な許可を得た処理業者に託すことで、無駄な焼却処分を減らすことができます。新たな業者と委託契約を結ぶ際には、許可証とマニフェストの確認も欠かせません。廃油が適切に処理されているかどうかを確認することで、法律違反などのトラブルを未然に防ぐことにもつながります。許可を得ている業者ならリサイクル率も高いと言えます。

工場で発生する使用済みの潤滑油にも、大きく分けて3種類があります。非塩素系潤滑油はリサイクルも可能なため、他の2種類と区別して保管するといいでしょう。前述の塩素系潤滑油と水系潤滑油はリサイクルが難しいため、焼却処理される例が多くなります。設備の整った処理業者では、有毒物質の発生する塩素系潤滑油も安全な方法で焼却処分しています。リサイクルに回される非塩素系の廃油は、重油再生プラントで再生重油として生まれ変わります。生まれ変わった重油はタンクローリーで別の工場へ運ばれ、ボイラーの燃料などに再利用されるのです。従来は焼却処分されていた溶剤系の廃油なども、混合調整の技術が向上したため補助燃料としての再利用が可能になりました。補助燃料はセメント会社などで使われます。廃油処理業者の中には潤滑油再生に取り組んでいるところも少なくありません。切削油や焼入油などは長期間の使用で成分が劣化しますが、混合物を取り除くことで本来の機能を取り戻せるものです。潤滑油を再利用できればコスト削減につながります。こうした廃油リサイクルは地球温暖化防止にも大きく貢献しており、企業イメージの向上にも役立つのです。

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